ツインレイだと感じた相手が、急に連絡を返さなくなった。追いかけるほど、相手が遠ざかっていく気がする。ツインレイの話では、こうした関係を「ランナー」と「チェイサー」という2つの役割で説明することがあります。
この記事では、ランナーとチェイサーの違いを表で整理し、それぞれがどう語られているかをお伝えします。あわせて、「男性がランナーになりやすい」という説を心理学の研究と照らし、追う側が越えてはいけない線もまとめました。
ランナーとチェイサーとは
ランナーは、ツインレイの関係で距離を取る側を指す言葉です。チェイサーは、その相手を追いかける側を指します。どちらもスピリチュアルの領域で広まった呼び方で、心理学や医学で使われる用語ではありません。
この2つの役割は、多くの場合、サイレント期間と呼ばれる離れている時期に表れるとされます。出会ってしばらくは近かった2人が、ある時期から片方が離れ、もう片方が追う形になる、という流れで語られます。
離れている時期そのものの説明は、ツインレイのサイレント期間の記事にまとめています。期間の目安や、終わりに近づくサインとして語られることを整理しました。
ランナーとチェイサーの違い
2つの役割の違いを、よく語られる項目ごとに並べます。どの行も「そう説明されることが多い」という範囲の話で、相手や自分を判定する基準ではありません。
| 項目 | ランナーについて語られること | チェイサーについて語られること |
|---|---|---|
| 役割 | 距離を取る、離れる側 | 追いかける、待つ側 |
| 語られる心理 | 相手の存在が大きすぎて怖くなる | 失いたくない気持ちが強くなる |
| 離れている時期 | 連絡を減らし、自分の生活に戻ろうとする | 相手のことを考え続けやすい |
| 語られる課題 | 自分の気持ちを認めること | 相手への執着を手放すこと |
| 性別の傾向 | 男性の例で語られることが多い | 女性の例で語られることが多い |
| 転換点 | 「降伏」と呼ばれる心境の変化 | 追うのをやめて自分に戻ること |
表のとおり、ランナーとチェイサーはどちらかが正しいという関係ではなく、同じ関係の両側として語られます。どちらの側にも、それぞれ向き合うべき課題があるとされる点が共通しています。
ランナーの特徴として語られること
ランナーには、離れている時期に次のような様子が見られると語られます。どれも「そう説明されることが多い」という範囲の話で、当てはまるから相手がランナーだと決まるわけではありません。
- ✓連絡の間隔が急に空き、返事が短くなる
- ✓会う約束を先延ばしにする
- ✓仕事や趣味など、別のことに打ち込む
- ✓気持ちを聞かれると、話をそらす
- ✓離れたあとも、SNSなどで相手の様子を気にかけているとされる
- ✓ほかの人との関係で、心の穴を埋めようとすることがある
こうした様子は、ツインレイかどうかに関係なく、関係から距離を取りたい人に広く見られるものでもあります。1つ当てはまったからといって、相手の気持ちを決めつけないようにしてください。
チェイサーの特徴として語られること
チェイサーには、離れている時期に次のような様子が見られると語られます。こちらも、当てはまるからチェイサーだと決まるわけではありません。
- ✓相手からの連絡を何度も確かめてしまう
- ✓相手の気持ちを知りたくて、占いや診断を重ねる
- ✓相手のことが頭から離れず、ほかのことに集中しにくい
- ✓自分に何が足りなかったのかを責めてしまう
- ✓相手の友人や周りの人から様子を聞こうとする
- ✓追うのをやめたあとに、気持ちが軽くなると語られる
チェイサーの特徴として挙がるものの多くは、大切な人を失いかけたときに誰にでも起こりうる心の動きです。特別なことではないと知っておくだけでも、自分を責める気持ちが少しやわらぎます。
ランナーが距離を取るとされる理由
ランナーが離れる理由として多く語られるのは、相手への気持ちの大きさに自分が追いつかない、という説明です。強く惹かれるほど、今までの生活や価値観が揺らぎ、それが怖くなって距離を取るとされます。
仕事や家庭などの現実の事情を理由に離れる、と説明されることもあります。ただ、これらは語られている理由であって、相手が実際に何を考えているかは相手にしか分かりません。連絡が減ったことを、すべてツインレイの流れで説明しようとしないほうが、自分の心を守れます。
ランナーの心境が変わる転換点として語られる「降伏」については、ランナーの降伏の記事で詳しく整理しています。確かめる方法がないことも含めてまとめました。
チェイサーが追いかけるとされる理由と、語られる課題
チェイサーが追いかける理由として語られるのは、相手を失いたくない気持ちです。特別な相手だと感じているぶん、離れていくことへの不安が強くなるとされます。
チェイサーの課題としてよく挙げられるのは、相手への執着を手放すことです。追いかけるのをやめ、自分の生活や気持ちを整えることが、関係が動き出すきっかけになる、という説明が一般的です。どの説明でも、相手を変えることより、自分に戻ることが重視されています。
男性がランナーになりやすいと語られるのはなぜか
ランナーとチェイサーの説明では、男性がランナー、女性がチェイサーになる例が多く語られます。スピリチュアルの説明では、男性性・女性性の違いで理由づけされることが一般的です。
一方、心理学では、関係の中で片方が迫り、もう片方が引いていく形が「要求-撤退パターン」として研究されています。夫婦の話し合いでは、妻が迫り夫が引く傾向があると報告されてきました。
2010年の研究では、異性・男性同士・女性同士のカップル63組の話し合いを調べました。
迫る側と引く側に分かれる形は、どのタイプのカップルでも見られたと報告されています。
どちらが迫るかは、性別よりも、話し合いの中で相手に変わってほしい度合いの差で予測できたとされています。
この研究はツインレイを扱ったものではありません。ただ、「追う側と逃げる側」が性別で決まるとは限らないことを示しています。どちらが追う側になるかは、関係のどこに不満や望みがあるかで変わりうる、と読むこともできます。
ランナーとチェイサーは入れ替わるのか
ランナーとチェイサーの役割は、途中で入れ替わることがあると語られます。追いかけていた側が追うのをやめたとたん、相手のほうが気にかけ始める、という流れです。
先の研究の読み方に照らすと、これは不思議なことではありません。相手に変わってほしい気持ちが強い側が迫る側になるなら、その気持ちが弱まれば役割も変わりえます。入れ替わったからといって、関係の良し悪しが決まるわけではない点も覚えておいてください。
統合までの流れの中での、2つの役割
ツインレイの話では、2人の関係がいくつかの段階を経て「統合」に向かうと語られます。ランナーとチェイサーは、その途中の離れている時期に表れる役割として位置づけられています。
- 1出会い:強く惹かれ合い、特別な相手だと感じるとされる時期です。
- 2サイレント期間:片方が離れ、ランナーとチェイサーに分かれるとされる時期です。
- 3それぞれの転換点:ランナーは「降伏」、チェイサーは執着を手放すことが語られます。
- 4再会:離れていた2人が、また関わり始めるとされる時期です。
- 5統合:互いに自立したうえで結びつく状態として語られます。
この流れはあくまで一般に語られる解釈で、すべての関係がこの順に進むわけではありません。段階に自分を当てはめるより、今の自分の生活が保たれているかを先に見てください。
再会の前兆として語られることはツインレイの再会の前兆の記事、統合のサインはツインレイの統合のサインの記事にまとめています。どちらも、段階ごとに語られる内容を整理しました。
ランナーやチェイサーが、ほかの人と付き合うとき
離れている時期に、相手がほかの人と付き合ったり、結婚したりすることもあります。ツインレイの話では、これも試練の1つだと説明されることがあります。
ただし、相手がほかの人を選んだという事実は、相手自身の選択として受け止める必要があります。「いずれ戻ってくる」と決めて待ち続けると、自分の時間を長く止めてしまうことになります。自分もほかの人と出会う機会を閉ざさないほうが、心の健康を保ちやすくなります。
相手がすでに結婚している場合も、同じように考えてください。相手の家庭や、相手が選んだ人の生活があることを前提にして、自分の行動を決める必要があります。
苦しい時期として語られる内容は、ツインレイの試練の記事で段階ごとに整理しています。つらさの受け止め方もあわせてまとめました。
追いかけるときに越えてはいけない線
チェイサーの説明では「追いかける」という言葉が使われますが、現実の関係では越えてはいけない線があります。相手がはっきり拒んでいるのに連絡を続けると、法律の上で問題になることがあるためです。
面会や交際など、相手に義務のないことを求めること。警視庁は例として「復縁」を求めることも挙げています。
拒まれたにもかかわらず、連続して電話をかけたり、メールやSNSのメッセージを送ったりすること。
これらは、好意の感情などを満たす目的で行われる場合に、規制の対象になるとされています。
出典:規制の内容と例は警視庁「ストーカー規制法」による。
相手から「連絡しないでほしい」と言われたら、ツインレイかどうかにかかわらず、その言葉を守ってください。気持ちの整理がつかないときは、相手に向けるのではなく、信頼できる人や相談先に話を向けるほうが、自分を守ることにもつながります。
待つ側にできること
ツインレイの説明では、チェイサーが追うのをやめ、自分の人生に目を向けることが大切だと語られます。これはスピリチュアルの考え方を採らない場合でも、心を守るために役立つ考え方です。
- 1相手の反応を確かめる回数を決め、それ以上は見ないようにします。
- 2眠る、食べる、働くといった、自分の生活の土台を先に整えます。
- 3相手とは関係のない予定や楽しみを、週に1つは入れます。
- 4待つ期限を自分で決め、その時点で気持ちを見直します。
待つことは、相手に尽くし続けることとは違います。自分の生活が保たれている範囲で待つ、という線を決めておくと、苦しさが長引きにくくなります。
自分がどちらか分からないときは
どちらの役割にも当てはまる気がする、あるいはどちらにも当てはまらないと感じることもあるでしょう。役割の名前は説明のための呼び方で、当てはめることが目的ではありません。
相手がツインレイかどうか自体に迷いがあるときは、呼び方より、関係の中で自分が安心できているかを見てください。苦しさが強い関係は、別の呼び方で説明されることもあります。
ツインレイかどうかの見分け方として語られることはツインレイの見分け方の記事、苦しさを伴う関係として語られる相手についてはカルマメイトとはの記事にまとめています。どちらも、断定せずに判断材料を並べる形で整理しました。
もっと深く知りたいときは
相手との関係をどう受け止めればよいか、一人では整理しきれないこともあります。気持ちを言葉にしたいときは、占いのプロに相談してみるのも1つの方法です。
電話占いの選び方や料金の目安は、電話占いおすすめランキングの記事で比較しています。はじめて使う方向けに、初回特典の扱いもあわせてまとめました。
ツインレイのランナーとチェイサーでよくある質問
ツインレイのランナーとチェイサーの違いは何ですか?
ランナーは距離を取る側、チェイサーは追いかける側を指す呼び方です。ランナーは自分の気持ちを認めること、チェイサーは執着を手放すことが課題として語られます。どちらもスピリチュアルの領域の言葉で、心理学の用語ではありません。
ランナーは必ず男性ですか?
必ずではありません。男性の例で語られることが多いものの、役割は入れ替わることもあるとされます。心理学の研究では、迫る側と引く側に分かれる形は同性のカップルでも見られ、どちらが迫るかは変わってほしい度合いの差で予測されたと報告されています。
ランナーとチェイサーが入れ替わることはありますか?
あると語られます。追いかけていた側が追うのをやめたあとに、相手のほうが気にかけ始める流れで説明されることが多くあります。入れ替わったこと自体で、関係の良し悪しが決まるわけではありません。
ランナーが他の人と付き合ったら、もう戻ってきませんか?
戻るかどうかを決める方法はありません。相手がほかの人を選んだことは、相手の選択として受け止める必要があります。戻ると決めて待ち続けるより、自分の生活を整え、ほかの出会いも閉ざさないほうが心を保ちやすくなります。
チェイサーは、連絡をし続けたほうがいいですか?
相手がはっきり拒んでいる場合は、連絡を続けないでください。拒まれたにもかかわらず連続して連絡を送ることは、ストーカー規制法で規制されている行為の1つです。気持ちは、信頼できる人や相談先に向けてください。
まとめ|役割の名前より、自分と相手の現実を大切に
ツインレイのランナーは距離を取る側、チェイサーは追いかける側として語られます。ランナーには自分の気持ちを認めること、チェイサーには執着を手放すことが課題として挙げられます。
男性がランナーになりやすいと語られますが、心理学の研究では、迫る側と引く側は性別より、変わってほしい度合いの差で分かれうると示されています。役割は入れ替わることもあり、名前に自分を当てはめすぎないことが大切です。
そして、相手がはっきり拒んだら、連絡を続けないでください。待つ側にできるのは、自分の生活を整え、期限を決めて気持ちを見直すことです。それが、どの考え方を採っても自分を守る道になります。
あわせて読みたい関連記事
