スターシードとは|よく語られる特徴と、言葉の出どころ

周りとなじめない感覚が昔からある、星空を見ると懐かしい気持ちになる。そんな話とあわせて「スターシード」という言葉を見かけ、自分も当てはまるのか気になった方もいるでしょう。スターシードは、スピリチュアルの分野で語られる考え方の1つです。

この記事では、スターシードの一般的な意味と、よく語られる特徴、星別のタイプを整理します。あわせて、あまり語られることのない言葉の出どころと、特徴に当てはまったときの受け取り方もお伝えします。

スターシードとは|一般に語られる意味

スターシードとは、地球以外の星にルーツを持つ魂が、人として地球に生まれてきた存在だとする考え方です。英語の「star(星)」と「seed(種)」を合わせた言葉で、星から来た種、という意味で使われます。

スピリチュアルの分野では、スターシードは地球や人々のために何らかの役割を持って生まれてきた、と語られることが多くあります。ただし、これは信じる人の間で語られている解釈です。科学的に確かめられた事実ではありません。

この記事でも、スターシードを「そう語られている考え方」として扱います。当てはまるかどうかを決めるものではなく、自分を見つめ直す手がかりの1つとして読んでください。

「スターシード」という言葉の出どころ

スターシードという考え方は、アメリカの精神世界の本を通じて広まったとされます。よく名前が挙がるのが、アメリカの作家ブラッド・スタイガーです。スタイガーは、宇宙とつながる魂を持つ人々を「スターピープル(星の人々)」と呼び、同じ名前の本を書いています。

書誌で確かめられた範囲

ブラッド・スタイガーとフランシー・スタイガーの共著『The Star People』は、アメリカのBerkley Booksから出版されています。1983年には第6刷が出ており、1980年代前半には読まれていた本です。

2011年には、ドロレス・キャノンの本がアメリカのOzark Mountain Publishingから出版されました。書名は『The Three Waves of Volunteers and the New Earth』です。スターシードの話題では、この本の名前もよく挙がります。

このように、スターシードは古くからの伝承ではなく、20世紀後半のアメリカの本を通じて広まった比較的新しい考え方です。出どころを知っておくと、言葉に振り回されずに距離を取りやすくなります。

スターシードに多いとされる特徴

スターシードには、共通する特徴があるとされています。よく挙げられるものを並べます。どれも「そう語られている」もので、当てはまるから必ずスターシードだ、という意味ではありません。

スターシードに多いとされる特徴

  • ✓子どものころから、周りとなじめない感覚があった。
  • ✓星空や宇宙を見ると、懐かしさや強い関心を覚える。
  • ✓争いごとが苦手で、人の痛みに敏感だと感じる。
  • ✓自分には何か役目があるのでは、と感じることがある。
  • ✓流行やお金より、意味や理由を大事にしたいと思う。
  • ✓一人で過ごす時間がないと、疲れやすい。
  • ✓自然や動物と過ごすと、気持ちが落ち着く。
  • ✓直感が働き、言葉にする前に分かった気がすることがある。

このほか、目の色や体のほくろを特徴に挙げる説明もあります。ただし、見た目で分けられるという根拠は示されていません。見た目の特徴は、話の1つとして読むのがよいでしょう。

星別のタイプとして語られるもの

スターシードは、魂のルーツとされる星によって、いくつかのタイプに分けて語られます。よく挙がる7つを、一般に語られる傾向とあわせて並べます。

星 一般に語られる傾向
プレアデス 愛と調和を大事にし、人を癒やす力があるとされる
シリウス 知識や技術を人に伝えることが得意だとされる
アルクトゥルス 精神性が高く、先を見通す考え方をするとされる
オリオン 論理的で分析が得意、試練を乗り越える力があるとされる
リラ 開拓者の気質を持ち、地球に最初に来たタイプだとされる
アンドロメダ 自由を好み、変化や新しいことを楽しむとされる
ベガ 芸術や表現に関わる感性が豊かだとされる
解釈は語る人によって違い、タイプの数や名前も一定ではありません。

タイプの分け方は、語る人や流派によって違います。7つより多く分ける説明もあれば、複数のタイプが混ざっているとする説明もあります。どれか1つに決める必要はなく、気になる説明があれば参考にする程度で十分です。

特徴に当てはまったときの受け取り方

特徴の一覧を読むと、いくつかは誰でも当てはまるはずです。周りとなじめない感覚や、一人の時間が欲しいという気持ちは、多くの人が一度は持つものです。当てはまる数が多いかどうかは、気にしなくてかまいません。

大切なのは、その考え方を知って気持ちが楽になるかどうかです。周りと違う自分を責めていた方が、「そういう生き方もある」と思えるなら、スターシードの考え方は役に立っています。反対に、使命を果たさなければと焦ったり、周りを見下したりするなら、少し距離を置いてください。

距離を置いたほうがよいとき

高額な講座やセッション、グッズを買わないと「覚醒できない」と言われたとき。

家族や友人との関係を断つように勧められたとき。

体調の不調を、病院に行かずにスピリチュアルな方法だけで治そうとしているとき。

体調や生きづらさが続くときに先に確かめたいこと

スターシードの特徴として、体調を崩しやすい、生きづらさを感じやすいと説明されることがあります。けれども、体の不調や気分の落ち込みが続くときは、まず体と生活の側から確かめてください。睡眠や食事、仕事や人間関係の変化が、思った以上に影響していることがあります。

体の不調が続くときは医療機関で診てもらってください。気持ちがつらい状態が続くときは、一人で抱え込まずに相談できる窓口があります。厚生労働省の「まもろうよ こころ」には、電話やSNSで相談できる窓口がまとめられています。

出典:相談窓口の一覧は厚生労働省「まもろうよ こころ」による。

変化を「覚醒」として受け取る前に、体調や生活と切り分けて考える方法は、スピリチュアル覚醒のサインとはの記事にまとめています。人の気持ちに敏感で疲れやすいと感じる方は、エンパスの特徴チェックリストの記事も参考になります。

ライトワーカーとの違い

スターシードとよく一緒に語られる言葉に、ライトワーカーがあります。2つは重なる部分もありますが、注目する点が違います。

スターシード ライトワーカー
魂がどこから来たか(ルーツ)に注目する どんな役割を持っているか(使命)に注目する
地球以外の星にルーツを持つ魂として語られる 光をもたらす役割を持つ人として語られる
ライトワーカーとして生きるスターシードもいる、と語られることがある ルーツを問わず、役割の面から語られる
どちらも、スピリチュアルの分野で語られる考え方です。

ライトワーカーの使命や種類については、ライトワーカーの使命とはの記事で詳しく解説しています。使命に気づくためのセルフチェックも載せています。

スターシードについてよくある質問

スターシードかどうかは、生年月日で分かりますか?

生年月日からタイプを調べる診断もありますが、スターシードかどうかを確かめる方法として認められたものはありません。診断の結果は、自分を見つめ直す話題の1つとして楽しむ程度にとどめてください。

ほくろの位置でスターシードかどうか分かりますか?

ほくろや目の色を特徴に挙げる説明はありますが、見た目で分けられるという根拠は示されていません。見た目で自分や他人を判断しないほうが安心です。

スターシードの診断は当たりますか?

診断の多くは、特徴の一覧にいくつ当てはまるかを数える形です。特徴は多くの人に当てはまるため、結果が当たっているように感じやすくなります。結果で自分の価値が決まるわけではありません。

スターシードの言葉はいつごろから使われていますか?

アメリカの精神世界の本を通じて広まったとされます。ブラッド・スタイガーらの『The Star People』は、1980年代前半には出版されていました。古くからの伝承ではなく、比較的新しい考え方です。

スターシードだと分かったら、何をすればよいですか?

特別なことをする必要はありません。自分の感じ方や大事にしたいことを確かめ、日々の暮らしに生かすことが基本です。高額な講座やグッズを勧められたときは、すぐに決めずに考える時間を取ってください。

もっと深く知りたいときは

周りとなじめない感覚や、自分の役割についての迷いは、一人で考えるほど答えが出にくくなることがあります。気持ちを言葉にして整理したいときは、占いのプロに相談してみるのも1つの方法です。

電話占いの選び方や料金の目安は、電話占いおすすめランキングの記事で比較しています。はじめて使う方向けに、初回特典の扱いもあわせてまとめました。

まとめ|スターシードは自分を責めないための考え方として

スターシードとは、地球以外の星にルーツを持つ魂が人として生まれてきた、とする考え方です。古くからの伝承ではなく、20世紀後半のアメリカの精神世界の本を通じて広まった考え方です。

特徴や星別のタイプは、語る人によって違います。当てはまる数を気にするより、その考え方で気持ちが楽になるかどうかを大事にしてください。体調や生きづらさが続くときは、まず体と生活を確かめ、必要なら相談窓口や医療機関を頼ってください。

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